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はたよしこさん 講演会

『欧米でも注目される日本のアールブリュット、その作品と作家の全容』
芦屋市立美術博物館「アートピクニックvol.2」の関連イベント。
*アールブリュット=生(き)の芸術
(伝統や流行、教育などに左右されず自身の内側から湧きあがる衝動のままに表現した芸術。)

国内外で評価の高い作品・作者を紹介しながら
その魅力や、評価されるに至った経緯などを教えてくださいました。


アールブリュットとかアウトサイダーアートとか、そういうお話ではなく、
支援スタッフとして印象に残ったエピソードを紹介します。

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今回の企画にも出展されている戸来さんの日記。
(写真は「アートピクニック」のHPで)

施設で過ごしながら毎日必ず一枚ずつ。
鉛筆で書かれるモノクロの模様は、実は、日本語。
日付や気温、天気、「うめぼしをたべました」など、
同じような文章を毎日欠かさず書いているそうです。

それを鞄に入れて持ち歩く。
鞄に入らなくなると、施設の職員が捨てる。
そして、また書く。

その模様が日記だとは知らず、繰り返されていたそうです。

ある職員が、「なんだろう?」「なんで毎日書くんだろう?」
と、とても文字には見えないその模様が何なのか、
プロセスを一つずつ写真に収め、丁寧に追ったそうです。

積極的には人と関わりを持とうとしなかったご本人と、
そうさせてくれるだけの信頼関係を築きながら。

日記であると解読したそのとき以来、
たまったら捨てられる「ただの紙」から
ご本人の「日々を刻んだ証」となりました。

************************************

というお話。

なぜ作るのか。
作品や創作行為がどんな意味を持つのか。
ご本人にとって・・・。

ぽっちを始めた頃によく考えていたのを思いだしました。

その答えを流暢に語ってくれる方は少ないです。
言葉だけに頼らず、どう通じ合うのか。



最近は、良くも悪くも慣れてしまって。
いつも新鮮な目で、メンバーと向き合いたいものです。




2012/06/16



















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